サタデープラス12月12日は
『冬の突然死を防げ!あなたと家族を守る知恵をプラス!』
ということで、突然死を引き起こす原因となる
超悪玉コレステロールの新常識と
血管の若返り方法やスーパー食材が紹介されました!
突然死は、血管の劣化による心臓が原因の
ものだけでも年間6万5千人!
なんと、一日約80人もの人が命を落としているのです!
特に冬に急増するということ。
ぜひ、詳しく知って予防したいですね。
年末年始に潜む突然死のリスクとは?
解説をいただくのは、「血管年齢」という指標を
生み出した血管の世界的権威
東京医科大学病院 検診予防医学センター長
高沢 謙二先生です。
血管は、血液を全身に送り届けるために
緩んだりしまったりしています。
特にキュっとしまった時が危険といいます。
まず、年末年始に潜む血管のリスクをチェック。
- ①年末は家族の帰りが遅い
寝不足状態の場合は、一日中血圧が高い状態にあるため
血管が細くなってしまい危険です。 - ②大掃除は完璧にして新年を迎えたい
完璧主義でせっかちな人は、常にリラックスせず
緊張状態が続くために、一年中血管がしまってしまう傾向に! - ③夜トイレが寒い
布団から急にでてトイレが寒く感じると
急激な温度変化が起きるため血管が縮まることに。
最悪の場合突然死の可能性も!予防方法は、布団の中でつま先を伸ばしたり縮めたりするなど
の動きを10回くらいし、血流を良くします。全身の血流を良くしてから、ゆっくりと
起き上がることで、予防しましょう。 - ④ついつい食べすぎちゃうけど、
コレステロールは極力控えているコレステロールの新常識は、ここ2、3年で大きく変わっています。
新常識を知ることで、対策しましょう。このあと詳しく!
コレステロールの新常識とは?
出典:サタデープラス
コレステロールの新常識は、ここ2,3年で
大きく変わってきているそうです。
正確な情報を把握することが血管の若返りや
突然死を予防することにつながりますね。
最近の研究では、悪玉コレステロールよりも悪い
超悪玉コレステロールが、血管老化の真犯人とわかってきたのです!
超悪玉コレステロールとは、
体内にある悪玉コレステロールと活性酸素が結びつき
生まれてしまうものなんです。
超悪玉コレステロールは、血管の内膜という壁にへばりつき、
ついには内膜の隙間から入りこみ、プラークを
作ってしまうんです。
このプラークが、何かの衝撃ではがれて血流にのると
心筋梗塞や、脳梗塞を引き起こしてしまうのです!
こちらは、番組で血管ドッグを受けられた関根 勤さんの
頚動脈の血管の内部です。
プラークが見えていますね。
今回血管ドッグを受けたのは、
関根 勤さん(62歳)と浅香 唯さん(46歳)
東京国際クリニックでは、最新の血管ドッグ受けられます。
検査では、毛細血管の硬さを調べる検査と
腕と足の血圧を調べ、足の血管のつまり具合を
みます。
関根 勤(62歳)さんの結果では、血管年齢は60代後半で、
超悪玉コレステロールの値は194(基準値70~139)
という結果に!
浅香 唯さん(46歳)の結果は、血管年齢は30代前半で
血液検査も異常なしという結果に!
浅香さんは、結婚前には70代の血管という
ショックな診断されたことがあるといいます。
その頃は、夜中は起きていて明け方から眠るとか、
食事も不規則という生活だったのだとか。
今はそれをガラリを変えた生活に!
夜は眠る、昼間に活動する、3食決まった時間に
野菜中心の食事をするという生活に変えたそうです。
さらに階段の上り下りなどで、家事をしながらできる運動も
しているそうで、先生も『血管年齢の若返りに最適』とお墨付きでした!
では、悪玉コレステロールを予防する方法は
あるのでしょうか?
血管を若返らせる方法とスーパー食材は?

- 悪玉コレステロールは有酸素運動では減らない
有酸素運動では、悪玉コレステロールを減らせません。
血管若返りのために、運動する必要はなくて
むしろ身体活動を活発にすることなどが有効です。炊事や洗濯、掃除などの家事労働などが非常に良いとのこと。
- ゆっくり噛んで食べることで食べすぎを防ぐ
悪玉コレステロール予防は、食べすぎを防ぐことが大切です。
早食いすると満腹中枢が満腹を感じるまえに
たくさん食べてしまうことになり、食べ過ぎてしまいます。食べ過ぎると、肝臓が悪玉コレステロールを
大量に作ることが、わかっています。ゆっくり噛んで食べ、摂取カロリーを減らすと
悪玉コレステロールの発生を減らすことができるのです。
野菜から先に食べることも、推奨されていました。
さらに、活性酸素を減らしコレステロールの悪玉化を
防ぐスーパーフードとして、たまねぎが紹介されました。
身近にあるたまねぎに、あることをすると
スーパーフードになるのです。
たまねぎの有効成分は、
含硫アミン酸と言われるものなんです。
たまねぎを切って、空気にふれると
チオスルフェネートという成分がでてくるんですね。
この成分は空気に触れないとでてこないので
切ったたまねぎを30分から1時間ほど、そのままにしておきます。
この時間が待てない場合は、レンジで15秒加熱すると
同じ効果があるとのことでした。
たまねぎを切ってしばらく放置するとか
レンジで15秒加熱したあとは、どんな調理方法で
食べても、その働きはかわらないということ。
少しの手間だけで効果が倍増ですね!
そして、たまねぎは酢と一緒に食べることで
さらに、血液サラサラ効果が増すことがわかっています。
我が家では、酢玉ねぎを常備しているんですよ♪
玉ねぎの効能についてはこちらに詳しく!
さらにコレステロールを超悪玉化する
活性酸素が増える原因にも注意が必要なんです。
活性酸素が増える原因
活性酸素をふやす原因は、こんなにもあったのです。
- タバコ
自分では吸わなくても、受動喫煙でも害があるので
注意が必要です。 - 過度のアルコールの摂取
- 紫外線
- ストレス
- 食品添加物の摂取
- 排気ガス
- 酸化した油
油の使いまわしや、フライなど油を使った料理を
何度もあたためなおすと酸化が進みます。また、古くなったバターやマヨネーズも
酸化が進んでいるので、注意が必要です。油を使った料理は、作ったその場から酸化がはじめるので
作りたてを食べることが大切。
身体に取り入れた酸素の約2%くらいが
活性酸素になるといいます。
身体に悪いという印象ですが、侵入した細菌を
その殺菌力で駆除してくれる働きも!!
ですが、活性酸素が大量になった場合は
がんやその他の生活習慣病、老化など
身体中のあらゆる細胞に、ダメージを与えてしまうのです!
食べすぎを防ぐほかにも、酸化した食品を食べないことや
玉ねぎなど抗酸化成分を多く含む、野菜類をたくさん
食べるなどで、活性酸素の発生を防ぐことが大切ですね。
まとめ
血管の老化を防ぎ、突然死を防ぐ方法や
スーパーフードをご紹介しました。
冬の突然死を招くのは、血管の老化や劣化
その老化や劣化の原因となるのは、活性酸素でした。
なので、活性酸素を大量に作らせない、
さらに、取り入れない生活習慣が、必要ということですね!
お読みいただきありがとうございました。