先日の白熱ライブビビット『ドクターズキッチン名医の予防ごはん』では、胃がん予防として、にんにくを効果的に使ったレシピが紹介されていました!
胃がん予防に良いといわれる食材にんにくですが、毎回の食事で使うには、ちょっと手間がかかりますね?
臭いも気になるし・・・
そこで胃がん予防レシピのご紹介の前に、まずは臭いも緩和され、効果もアップ!
しかも、手軽に使えて保存もきくというウルトラにんにくオイルの作り方からご紹介!
なぜ、にんにくががん予防に良いのかもお伝えします。
ウルトラにんにくオイルの作り方
ドクターズキッチン 名医の予防ごはん
胃がんを防ぐ方法を教えてくれたのは、国立がん研究センター・中央病院外科部長
深川 剛生先生
にんにくを使った最強の予防ごはんをご紹介いただくのは、料理研究家 小山 浩子先生です。
ウルトラにんにくオイルは胃がん予防の心強い味方なんです!
いろんな料理に使えて、しかも冷蔵庫で1ヶ月保存が可能。
ウルトラにんにくオイルのご紹介です。
[ 材料☆作りやすい分量 ]
[ 作り方 ]
だいたい1玉丸ごとで、正味50gくらいになります。
皮を剥いたにんにくを、カットし矢印の部分の芽を取り除きます。
こうすると、にんにくの苦味が少なくなるのです。
すりおろすことで、がん予防に良いアリシンが多く発生し、さらに効果的に吸収できるのです。
アリシンは、揮発性のものなので、油といっしょに摂ると効果的に吸収されます。
さらに、アリシンは揮発性なので空気に触れるとどんどん分解されていくので、早めにオリーブ油と混ぜ合わせアリシンを守ります。
すりおろしたにんにくと、オリーブ油を混ぜ合わせると、ウルトラにんにくオイルの出来上がり!
赤唐辛子を一緒に漬け込むと保存力が
高まります。
ウルトラにんにくオイルは、1ヶ月保存が可能です。
画像出典元:白熱ライブビビット
では、にんにくが何故がん予防によいのかを、みていきましょう。
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にんにくの効能とは?
出典:白熱ライブビビット
こちらは、デザイナーフーズ・ピラミッドといって1990年にアメリカ国立がん研究所が発表したもの。
上にいくほど、がんを予防する効果が高い食材となっています。
にんにくは、その一番上にあげられていますね!
つまり、がんを予防する効果が最もある重要な食物ということ!
にんにくには、約20種類もの栄養成分が含まれていますが、がん予防に働くのは、ジアリルトリスルフィド(DATS)などのスルフィド類といわれています。
「アリシンじゃないの?」と思いますね。
その仕組みは、次のようなものなんです。
- アイリン(にんにくの成分)
↓切ったり、すりおろすことでアイリナーゼという酵素と反応 - アリシンに変化する
↓強力な殺菌作用がある揮発性の成分で、にんにくの臭いの正体 - 数種類のスルフィド類に変化
アリシンをオイルに溶かすことで生まれる成分■ジアリルトリスルフィド(DATS)
ジアリルトリスルフィド(DATS)にはがん細胞の増殖を抑えたり、正常な細胞にもどす・がん細胞を消滅させるなどの働きがあり注目されています。
細かく切ってオイルで低温加熱する方法で、効果的に摂取できます。
■ジアリルジスルフィド(DADS)
肝臓の解毒作用を強める作用・活性酸素を除去し、がん細胞の発生を抑制します。
■S-アリルシステイン(SAC)
特に大腸がん予防に効果があります。
大腸菌や胃がんの原因ピロリ菌など、様々な毒素の中和や繁殖を抑える働きがあります。S-アリルシステイン(SAC)は生にんにくを熟成することで増える成分で、酢漬け・味噌漬け・しょう油漬けにすると効率よく摂ることができます。
つまり、にんにくが持っている成分アイリンが、アイリナーゼという酵素と反応してアリシンが生まれ、アリシンをオイルに溶かすとスルフィド類が生まれるということ。
さらにスルフィド類の中の成分、DATS・DADS・SACなどががん予防に働いてくれるのです!
なので、ウルトラにんにくオイルは最適な調理法ということなんですね!
まとめ
白熱ライブビビット
ドクターズキッチン名医の予防ごはんでご紹介の、ウルトラにんにくオイルの作り方やにんにくが、なぜがん予防に良いのかをみてきました。
実は我が家では、にんにくが苦手なものがいるので年に数回しか、にんにくを食べていなかったんです(゚ー゚)(。_。)
今回、にんにくがこんなにも凄い働きをしてくれるスーパー野菜とわかり、是非使っていこうと再認識!!
にんにくはあの強烈な臭いがどうも苦手。
ということもありますね?
次回には、臭いを緩和する方法もご紹介しようと思います!