新生姜の季節ですね!
生姜は一年中出回っていますが、今が旬の新生姜は、繊維や辛味が少ないので、とっても美味しいですね!!
出典:http://item.rakuten.co.jp/auc-kurashi-kaientai/1049030-sh-shin4kg/
我が家でも、毎年旬の時期に甘酢漬けを作っているんです。
”甘酢漬け”というとおすし屋さんのガリですね。
ガリは薄くスライスして漬けてあり、お味も少し甘め。
甘めの味が苦手な我が家では、お酢とみりんで漬けこんでいます。
やさしい甘みに仕上がるので、家族みんなのお気に入りに!
甘い味付けが、お好みの場合はみりんの量やお砂糖で調節してくださいね。
では、新生姜の甘酢漬け!みりん米酢味のご紹介です♪
新生姜の甘酢漬け!みりん米酢味の作り方
- 生姜はスライスせずに漬け込みます
- 漬け酢を温かいまま使います
- 砂糖のかわりに本みりんで味付け
このレシピでは、生姜は小さな塊のまま漬け込み、必要なだけスライスして使っています。
お砂糖を使わないので、よりヘルシーな仕上がりなんです。
[ 材料 ]
- 新生姜・・・・・・1㎏
- 米酢・・・・・・・1200cc
- 本みりん・・・・・400ccくらい
- 塩・・・・・・・・適量
- 新生姜を水洗いします。
ちいさな節で切り、漬け込みたい大きさに切ります。 - しっかりと洗います。
適当な大きさに切った新生姜の汚れをのぞき水をきっておきます。 - 下ごしらえができた生姜に、少し塩を振って手でなじませ、しばらくおきます。
- 生姜から水分がでるので、水で洗い流してザルにあげます。
そして、キッチンペーパーで水分を軽くふき取り、漬け込む保存ビンに詰めます。
- 分量の米酢とみりんを、鍋にいれて
一度沸騰させて、アルコール分を飛ばします。それと同時に、加熱することでお酢がまろやかになってくれるという効果も!
- 生姜をつめた保存ビンに、熱いままの甘酢を加えると、出来上がり♪
※グラグラと沸騰した状態ではなく、少しおいたものです。
保存ビンの耐熱温度も、確かめられてくださいね。
友人は、大きなビンでつくるので冷暗所においているということですが、私は冷蔵庫の野菜入れに保存しています。
- 1週間ほど漬け込むとOKです。
スライスして、いただきます!これは、1ヶ月ほど前に漬けこんだものです。
ほんのりとピンク色になって、とてもキレイです。そのままでも、きゅうりのあさ漬けに混ぜたりサラダにトッピングするなど、いろんな野菜と一緒に食べると、とっても美味しいです。
漬け込んでいるお酢も、酢の物に使うと生姜風味で、おいしくいただけるんです。
スポンサーリンク
新生姜の甘酢漬けの栄養や効能は?
生姜といえば、漢方薬にも使われるほどに薬効がたくさんありますね。
生姜に含まれる主な栄養成分は次のようなもの
- ジンゲロール・・・生の生姜に多く含まれます
免疫力をアップ・抗炎症作用・殺菌効果。 - ショウガオール・・・加熱するとジンゲロールが変化
血行を良くし体を温める成分。 - ジンゲロン
血液の循環を促して、内臓の働きを活発にする血圧を上昇する作用・殺菌作用も。 - 精油成分・・・皮のすぐ下の細い管に含まれます
ジンギベロール・ジンギベレン・ネラール・ピネン・シトラールなど、400種類以上の芳香成分が含まれます。
米酢に含まれる主な栄養成分
米酢(コメズ・ヨネズ)は米から作られたお酢ですね。
お酢には、アミノ酸やビタミンB群・ミネラルではモリブデンが多く含まれています。
モリブデンは聞き慣れないミネラルですが、脂質や糖質の代謝を促進する働きがあります。
さらに、体内の銅の排出にも効果があるとされてます。
その他、高血圧予防・血液サラサラ効果・大腸がん抑制効果抗酸化作用などたくさんの効能があります。
本みりんに含まれる主な栄養成分
出典:http://www.takarashuzo.co.jp/cooking/honmirin/riyuu2.html#sono2
- うまみのアミノ酸
グルタミン酸・アスパラギン酸
- 甘みのアミノ酸
アラニン・セリン・スレオニン・グリシン・プロリン・リジン
- 様々な味のアミノ酸
ロイシン・アルギニン・バリン・イソロイシン・フェニルアラニン・メチオニン・ヒスチジン・トリプトファン・チロシン・システイン
旨味成分がこんなに、含まれているからおいしいのですね。
本みりんのアルコール度数は約14%。なので、甘いお酒として飲まれていた時代もあったそう。
実は、父親の友人は本みりんを少し飲んでいると言われていました(゚ー゚);
アルコールに弱い方は、酒かすや本みりんでも酔うといわれますが、このレシピでは加熱していますので、大丈夫なんですよ。
また本みりんは、栄養ドリンクとして飲まれていた時代もあったそうです。
こんなにアミノ酸が豊富だと納得ですね!
まとめ
『新生姜の甘酢漬け!みりん米酢味』をご紹介してきました。
ポイントを、まとめてみますね。
- 生姜はスライスせずに漬け込みます
新生姜はスライスしないで、ちいさな塊のまま漬け込みます。
これは、使うときに好みの大きさに切って使えるからなんです。 - 漬け酢を温かいまま使います
甘酢を加熱する理由は次の3個です。
・みりんのアルコール分をとばすこと
・お酢をまろやかにするため
・加熱したほうが長い期間保存できるためさらに、このレシピでは生姜をゆがかないので
熱いままの漬け汁で漬け込むことで、
少し火を通すことができるという意味もあります。 - 砂糖のかわりに本みりんで味付け
本みりんにはアミノ酸がたくさん含まれていて
お砂糖よりもやさしい甘みになるので、本みりんを
使っています。 - 1週間くらい漬け込むとOK!
新生姜を漬け込むと、3,4時間するとうすいピンク色に
変わっていますが、味がしみこみおいしくなるのは
1週間くらいからです。 - 冷蔵庫の野菜いれで保存
私は冷蔵庫の野菜入れで保存していますが、
友人は、冷暗所でほとんど1年間保存しているそうです。この場合は、塩味をきかせるのではと思います。
この生姜漬けにつかったお酢に、棒状に切って塩もみしたきゅうりを漬け込んでも美味しいです。
きゅうりだけでなく、キャベツでもOK!
生姜は、薬効も抜群なのでたくさん食べたいですね。
スポンサーリンク